2024年よりスタートした「わくわく」と「ドキドキ」を詰め込んだ男性同士の恋愛ファンタジー作品を発掘するコンテスト「ルビーファンタジーBL小説大賞」。
話題を呼んだ第1回の優秀賞受賞作品が、2025年10月より3か月連続で刊行予定!
多くの作品から選び抜かれた珠玉の作品に、是非ご注目ください!
第1回ルビーファンタジーBL小説大賞受賞作品・刊行ラインナップ
●10月1日刊
「荒くれ竜が言うことを聞かない」 著/遠間千早 イラスト/秋吉しま
●11月1日刊
「悪役令息の護衛役」 著/赤坂 明 イラスト/みずかねりょう
●12月1日刊
「田舎の竜騎士見習いは帝都の空で愛を狩る〜大自然に囲まれてのんびりしてたら帝都の学院に放り込まれた〜」
著/のりのりの イラスト/央川みはら
「乙女ゲームの世界にモブ転生したようですが、始まる前に王子がドロップアウトしました」
著/藤原チワ子 イラスト/睦月ムンク


飛竜のリアンと海竜のヴァルハルトは、共に王国を守護する空軍と海軍の双翼として名を馳せる誇り高い竜の一族である。だが、真面目なリアンと奔放なヴァルハルトの相性は最悪で、会えば殴り合いに発展するほど険悪であった。しかし、飛竜の力が弱まる新月の夜に、リアンは弾みでヴァルハルトと一夜を共にしてしまう。以来、リアンに対するヴァルハルトの様子がおかしい。不幸な事故と割り切ろうとするリアンだったが、合同演習で海軍の軍艦に訪れた際、思いがけず真摯に仕事をこなすヴァルハルトに、徐々に気持ちに変化が生じ…?


公爵令息アベイルの護衛任務を命じられた第三騎士団の騎士カイン。アベイルは王女の婚約者だったが、王女や侯爵令息を害そうとした罪で婚約破棄され、南方の辺境地へ追放される悪役令息であった。護衛中、父親の宰相からの刺客に命を狙われるも、不敵に笑うアベイルに言いようのない不気味さを感じるカイン。しかし、領地経営に励むアベイルは、悪評とは裏腹に真摯に民のことを考えているように見え、人となりを知るほどに、カインはアベイルに惹かれていく。そして、自身を顧みない彼の性分に、酷く不安になる。かつて彼に向けた言葉――「貴方を、軽蔑します」――その言葉を挽回すべく、カインは彼に尽くしていくが、アベイルの命を狙う謀略に巻き込まれ…!?

帝都の辺境領の奥地で暮らしていた辺境伯の八男ベルラン・セイレストはーー実は転生者で前世はペット用品の製造販売を行っている会社員だった。希少なスキルを所持していたベルランは『竜の守護者』として生きる宿命を背負い、将来も期待されていたが、密猟者から保護した幼竜がベルランを自分の主人としたため、幼竜を騎竜として育て、突如竜騎士を目指すことに。田舎から引っ張り出され、帝都の上級学院の騎士学科に編入するが、竜を粗末に扱う同室のリリオーネという訳ありの青年と早々に喧嘩勃発!?
乙女ゲームの世界に転生したアレクシスは、アニメラストで「ざまぁ」される、第一王子セドリックの部下の一人であった。待ち受ける運命に戦々恐々とするが、何故かセドリック王子がアニメ時間軸の開始直前に、学園を退学する上に、王位継承権も捨てて辺境の田舎に引きこもると宣言してしまう。セドリック王子は男性しか愛せない同性愛者であり、それ故に表向きは病気療養のために都を離れるという。従者であるアレクシスもセドリックと一緒に療養地へと向かうことになるが…?